はじめまして、4年目の今村衣津季です。
北海道インカレが終了し、4年間の旭教陸上部としての、そして約10年間の陸上競技生活に一度幕を下ろすことになりました。
4年間の旭教陸上部での生活は、8割の〝苦〟と2割の〝幸〟だったように思います。
一年生の北海道選手権で約2mのベスト更新。その後見事にバーンアウト。陸上へのモチベーションが保てなかった私は、何かと理由をつけて陸上と向き合うことを辞めました。そこからは〝苦〟の連続で、陸上部を辞めようと何度も考えました。それでも、辞めなかったのは、私の中で「自分の代になったら、自分が楽しいと思うような部活を作りたい。」となかなかに自分勝手な発想があったからです。でも、この発想と最高のチームメイトのおかげで私は、2割の〝幸〟に巡り会うことができました。
2割の〝幸〟の中で、『もう一度競技をしたい』と思うようになりました。それは、種目は異なりますが詩織と私が3年目の夏?秋?に入部してくれた昇吾の存在があったからです。あまり本人たちには言ったことがないので小っ恥ずかしい気もしますが、2人がいたからこそもう一度戦いたいと思えました。陸上部に入ってくれて、私と出会ってくれて本当にありがとう。
ですが、ラストシーズン突入寸前、人生最大の大怪我をし、北海道インカレまでの競技復帰は絶望でした。本音を言うと、手術から復帰してからの3ヶ月は、競技場に行くことがすごく嫌でした。選手として引退を目の前に控えた私が競技をできない現実を受け入れることができませんでした。そして何より、前に進むみんなを見ていると、どこか自分が置いていかれているようで、勝手に孤独を感じていました。
でもそんなこと上回るくらいのみんなの努力している姿、かっこよかったです。結果だけが正義じゃない。よく言いますよね、結果を出している人は必ず努力をしている。形は違えど、ひたむきに練習する皆の姿は、いつか報われるものであってほしいと思います。私はそう思ってもらえるような選手にもう一度なるために、この一年頑張ります。同期に見せられないのが少し残念です。
これまで長々と語りましたが…
私のわがままな理想を叶えてくれたのはチームメイトの皆です。自分勝手な私を受け入れてくれました。結局、私は何もできなかったと今でも思います。競技している姿を見せれたわけでもなく、サポートができたわけでもなく、かっこいいことは最強の同期が全部やってくれました。私は、わがままを最後まで言い続けただけです(笑)
それでも、私に居場所をくれた旭教陸上部の皆には、本当に感謝しています。ありがとう。
まだまだ発展途上の後輩たち!
これから先、記録の壁、部活内での壁、これまでとのギャップに悩むことが沢山あると思います。それでも、悩むことをやめないでね。きっと悩んで悩み抜いた先に、みんなが納得できる答えがあると思うから。
そして、池井、かめ、悠生、明日香!
たくさんのわがままごめんなさい。
そして、たくさんのありがとうを贈ります。
あまり、こういった感情を表に出すのは苦手だけど、みんなが思っている以上に私は陸上部が大好きです、
とりを飾ってくれるのはみんなお待ちかねの!
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