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執筆者の写真北教大旭川陸上部

はじめまして、さようなら

はじめまして、4年目の亀田康介と申します。

1年生の4月から12月まで、そして4年生になって4月から6月まで、計11ヶ月間この旭教陸上部にお世話になりました。

一度この部活から退いた身としては、ここで4年生として、最後の想いを語ることに少し後ろめたさを感じています。それでも、伝えきれなかったことや語りきれなかったことの多くを、陸上部のみんなに伝えたいと思い、この場をお借りして少々長々と喋らせて頂きたいと思います。

この写真がお気に入りです。このポーズは1年生の道カレで、同期で取った時のポーズを再現したものです。この写真を見ると、「陸上部に戻ったのか」と実感します。それと同時に「引退したのか」とも感じ、複雑な気持ちになります。

この2ヶ月という短い時間、「なぜ戻ってきたの?」と思う方もいるでしょうし、現によく聞かれました。ですので、ここで正直に語らせて頂きます。

幸運にも、僕の周りには陸上をする僕を応援してくださる方々が沢山いました。両親や高校時代の数少ない友人、陸上仲間、後輩たち、そして何より1番は上の写真にうつる僕の周りにいてくれる人たちです。旭教陸上部は辞めた自分をまた誘ってくれて、そして受け入れてくれて、自分はとても恵まれていると感じました。

道カレに向けて、たった2ヶ月の期間のなかで、約2年間のブランクを抱えながらやっていくのは、楽しかった反面、かなりキツイことでもありました。僕なりにちょっとでも踏ん張れたと感じられるのは、自分を見てくれる人たちにいいところを見せようと意地になれたからだと思います。それがプレッシャーでもあり、原動力にもなっていました。


最後列から最前列へ一気に来てしまいましたが、こんな感じで陸上部のみんなに囲まれて最後を迎えることができ、心から嬉しく思います。陸上部にいて、陸上をやっていて良かったと思いながら、社会に出て行けることがとても嬉しいです。改めて、自分を受け入れてくれた旭教陸上部のみんなに、感謝を伝えたいです。


4継に対して、やはり僕の中では特別な思いがあります。メンバーが集まっているので、もっとたくさん練習して、互いに高め合いながら強くなっていって欲しいと思います。僕の役目は今の4継の駆け出しを手伝うところで終わりなので、これからは応援に徹したいと思います。



長くなってしまいましたが、最後に伝えたいことは、周りにいる人の存在をもっと感じてほしいということです。会話をする、声を掛け合う、そういうことを通してお互いを認め合って

支え合っていく部活がいいなと僕は思います。この2ヶ月、僕はそれがあって頑張れたと思うからです。

陸上が好きだった僕を見つけてくれたみなさんに、心からの感謝を申し上げたいです。もっと結果で恩返ししたかったです。色々と遅くなってしまってすいませんでした。感謝の思いだけは、遅れずに伝えたいと思います。ありがとうございました。

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